株式投資は何も考えずにできる投資信託が正解と思いながらも、せっかく株をするのなら個別株で!と思いつつ個別株投資に8ヶ月間挑戦してきました。
最初はなんとなく知っている企業を選択して購入。そのまま持っていればいいかと思っていたのですが、ある程度利益が出たら利確をしていかなければ現実的な現金が増えないということに気が付き利益を確定して少しずつお金を増やしていました。
まぁ数万円ずつ増えていくっていう感じ。そして同じ銘柄が安くなったときにまた購入するというのを繰り返していくのがいいのかと思っていたのですが、素人が株価の読みをあてることをできるわけもなく、同じ銘柄を買い続けることは難しかったです。
じゃあということでアルゴリズムを利用した株取引を実施して、利確と損切りのタイミングを自動化してデイトレード的な取引をしてみるみたいなこともしました。20円株価が上がれば利確。5円下がれば損切りみたいなそんな感じの設定で株取引をしてみました。
結果…大損はしないんですけど勝つこともなく1ヶ月やってみましたが7000円ぐらいの損で終わりました。自動化したとしても相場を見ることができない&株の経験が少ないではこのような買い方で買うことは難しかったです。
自動化した短期取引は諦めて少し長い視点で株を持つようにした
それまでは、1日から数日という短い期間で株の売買を繰り返していました。
しかしこのやり方では、頻繁に株価をチェックしなければならず、利確や損切りのタイミングも思うようにコントロールできません。
勝てればまだいいのですが、負けたときは気分が落ち込みますし、勝ち負けによって気持ちが大きく上下するのがだんだんとしんどくなってきました。
結果的に、余計なストレスを抱えるだけで、お金も減るという状態になり、「これは良いことが何もないな」と気づいたのです。
相場をこまめにチェックできず、精神的にも負担が大きいのであれば、無理に短期取引を続ける必要はない。
そう考えるようになり、取引スタイルを見直しました。
それからは、成績が比較的安定していそうな企業や、自分が「面白そう」「応援したい」と思える事業をしている会社に投資し、長い視点で株を持つようにしました。
購入後は株価を時々チェックする程度にして、基本的には放置するスタイルに切り替えています。
初心者が投資スタイルを変えて4ヶ月|資産は増えた?実際の結果
大型株は株価が高く、資金的になかなか手が出せません。
そのため、比較的株価が安く、業績が良さそうだと感じた銘柄を中心に購入しました。
あわせて、グロース株の中から「事業内容が面白そう」と思えた企業にも投資しています。
結果として、大型株については相場全体が上向いていた影響もあり、約+100,000円ほどの含み益になりました。
正直「ラッキーだったな」と思っています。
一方で、グロース株として購入した銘柄は約−80,000円ほどの含み損が出ています。
そのため、全体として「大きく得をした」という状況ではありませんが、何もしなかった場合と比べると、資産はプラスで推移しています。
そのほかにも、少額で購入した銘柄がいくつかあり、それらを含めると、投資スタイルを変えてからトータルで約+100,000円ほど資産は増えました。
もちろん、マイナスになっている銘柄がなければもっと良かったとは思います。
ただ、現時点では損切りをしていないため、実際に確定した損失はありません。
今後の成長を期待して購入した銘柄なので、今は「一時的にマイナスになっているだけ」と割り切っています。
まとめ|8ヶ月迷走してわかった、自分に合う株取引
株を始めてから8ヶ月、正解の投資というのは全くわからないまま続けてきましたが、投資もタイルを見直し、ド短期の取引をやめて、少し長い視点で株を持つようにしたことで、大きく勝てているわけではないものの、資産は少しずつ増えるようになりました。
短期投資から少し長い期間株を持つようにしたことで、毎日株価を気にして一喜一憂することが減り、「投資がストレスになる状態」からは抜け出せたと感じています。
個別株投資をしているので今は増えていますが減る可能性は高いでしょう。投資信託をするほうが安全に少しずつ増やすことはできると思いますが、せっかく投資をするのであれば応援したい企業とかこれから伸びそうと自分が感じるところに投資をしたいので個別投資は続けようと思います。
投資で絶対に増えるということはないのかもしれませんが、少しでも資産を増やすことができるよう楽しみながら個別株投資を長い視点でしていこうと思っています。
