これまでは店舗で選んで購入するのが定番でした。メガネは安くなったものの、買いに行く手間は変わらず、壊れたときや何かのついでに買い替える程度。僕は近視ですが、レンズ度数はここ15年ほぼ変化なしで、昔のメガネでも十分使えます。そのため、買い替えの頻度は低く、つい後回しになっていました。
しかし最近はネットでメガネを購入できるようになり、フレーム選びから度数入力まで自宅で完結可能に。加えてOWNDAYSのように実店舗もあるブランドなら、購入後の微調整や相談も安心です。そこで今回、初めてオンラインでメガネを注文してみることにしました。
レンズの度数の準備
ネットでメガネを注文する際、最も重要なのが度数情報と**PD(瞳孔距離)**です。これらは注文時に必ず入力する項目で、正確にわかっていれば初めてでもスムーズに購入できます。
注文時に必要な4つの項目(左右それぞれ)
- PD(瞳孔距離):左右の瞳の中心間の距離(mm単位)。
- SPH(球面度数):近視・遠視の度合いを示す数値。
- CYL(乱視度数):乱視の強さを示す数値。
- AXIS(乱視軸):乱視の向きを0〜180°で示す数値。
このうちSPH、CYL、AXISはレンズの見え方を決定する基本情報で、PDはレンズの光学中心を正しい位置に合わせるために必要です。
僕は以前にOWNDAYSで計測してもらったことがあり、OWNDAYSのサイトでログインするとその情報が残っているため、その数値をそのまま利用しました。もし最新の度数やPDがわからない場合、または長期間測定していない場合は、事前に眼科や実店舗で視力測定とPD測定を受けておくことを強くおすすめします。正確な情報で作られたメガネは、長時間掛けても疲れにくく快適です。
フレーム選びはバーチャル試着で
ネットでのメガネ購入では、サイズや形の選び方がポイントになります。僕はまずOWNDAYSのバーチャル試着機能を活用して、自分の顔に合うかどうかを画面上で確認しました。正面・横・斜めの3方向からバランスを見られるので、実店舗で試着する感覚に近いです。
サイズ感は、手持ちで掛け心地が良いフレームを基準に、内側の刻印「52□18-140」などを参考にしました。これはレンズ幅/ブリッジ幅/テンプル長を示しており、これに近いサイズを選ぶと安心です。
形選びのポイント
- 丸顔 → スクエアやウェリントン型で引き締め効果
- 面長 → ボストンやラウンド型で柔らかさをプラス
素材選びのポイント
- 軽さ重視 → 樹脂やチタン
- 質感重視 → メタルやアセテート
バーチャル試着を繰り返すことで、オンラインでも失敗しにくいフレーム選びができました。
OWNDAYSでの注文手順
OWNDAYSオンラインでの注文はとてもシンプルでした。
- フレームを選択:バーチャル試着で最終確認後、カラーとサイズを決定。
- レンズを選択:標準レンズか薄型レンズ、ブルーライトカットやカラーレンズなどオプションを選ぶ。
- 度数・PDを入力:先ほど準備した4つの数値を正確に入力。入力後は必ず見直し、符号や数値の間違いがないかチェック。
- 配送先・支払い方法を入力:注文を確定。
支払いの方法は
- クレジット払い
- コンビニ前払い
- 代金引換払い
- ベリトランス後払い(コンビニ後払い)
- ケータイ払い
- LINE Pay
- 楽天ペイ
- PayPay
- AmazonPay
- Apple Pay
を選ぶことができます。支払い方法は充実しています。僕は楽天経済圏を利用しているので楽天ペイを選びました。ポイントを使うこともできるのでポイントを貯めていたら支払金額を調整することができます。
メガネは注文から3日ほどで届き、予想よりスムーズでした。
到着〜使用感レビュー
商品は、丁寧に梱包されていました。

箱を開けると、メガネがしっかりと保護されているのがわかります。

度数が合っているため違和感はゼロ。視界の端までくっきり見える感覚に満足しました。
今回は仕事用で購入したのでこだわりがあったメガネではないのですが、フィット感は耳や鼻への当たりがちょうど良く、長時間掛けても痛みが出ませんでした。

メガネは仕事で使っていても違和感はなくネットで買っても満足のいくものでした。メガネの調整が必要だった場合は実店舗にもっていき調整してもらうことができます。
ネット購入の良かった点/気になった点
良かった点
- 自宅で完結できるため時間の節約になる
- バーチャル試着で似合うフレームを事前に確認できる
- 価格やオプションが注文時に明確にわかる
- 実店舗があるため、購入後の調整や相談が可能
気になった点
- 実際に掛けてみた質感や重量感は、画面越しでは完全にはわからない
- 鼻や耳周りの微調整は店頭に行く必要がある場合がある
- 最新の度数やPDを測定していない場合は、実店舗や眼科で計測する必要がある。