株式投資を始めたことをきっかけに、これまであまり意識してこなかった「株主優待」に目が向くようになりました。
正直なところ、最初は株主優待よりも配当や株価そのものによって資産を増やすことに興味があり、優待にはほとんど関心がありませんでした。
しかし、短期投資で安定して資産を増やすことは思っていた以上に難しく、投資スタイルを見直す中で、長期保有という考え方に目が向くようになりました。
そうなると自然と、「株を持ち続けることで得られるもの」として、株主優待の存在も気になり始めました。
株主優待といえば、外食や買い物に使えるものが多い印象でしたが、調べていくうちに、生活の固定費を直接減らせる優待もあることを知りました。
その中で特に気になったのが、楽天グループの株主優待です。
楽天グループの株を100株以上保有していると、条件を満たすことで楽天モバイルの回線を利用でき、スマホの通信費を実質的に抑えられる仕組みがあることを知りました。
毎月何気なく支払っているスマホ料金は、月々ではそれほど高く感じなくても、年間で見ると決して小さな金額ではありません。
「どうせ株を持つなら、日常の支出を減らせる形で活用できないか」と考え、今回この楽天グループの株主優待を利用する目的で、実際に楽天グループの株式を保有することにしました。
楽天グループの株主優待で何ができるのか
楽天グループの株主優待の中でも、スマホ料金の節約につながるものとして知られているのが「楽天モバイル回線を利用できる優待」です。
株主優待を受けるための条件
楽天グループの株主優待を受けるためには、
楽天グループの株を100株以上(1単元)保有していることが条件になります。
権利確定日は12月末で、この時点で100株以上保有していれば株主優待の対象になります。
株主優待の具体的な内容
楽天グループの株主優待では、以下の内容が提供されています。
- 楽天モバイルの回線を無料で利用可能
- 音声通話+データ通信が利用できる
- データ通信量は月30GBまで
- 利用期間は原則6か月
- 継続保有などの条件を満たすことで、
最大12か月(1年間)利用できる場合もある
※優待内容は年度によって変更される可能性があるため、最新情報は公式発表の確認が必要です。
2026年の楽天グループの株主優待について
2026年に利用できる楽天グループの株主優待は、2025年12月末時点で100株以上保有している株主が対象となる内容です。
優待の条件(2026年基準)
・100株(1単元)以上の保有で優待対象
・権利確定日は2025年12月末
つまり、2025年12月末時点で株主名簿に載っていれば、株主優待を受け取れる仕組みになっています。
具体的な優待内容(2026年で使える内容)
・楽天モバイル「音声+データ(30GB/月)」プランを無料で利用可能
・優待申込み後、まず6か月間利用できる
・継続して株を保有している場合、さらに6か月追加され、最大12か月利用できる可能性がある無料で利用可能
スマホ料金はどれくらい節約できるのか
一般的に、月30GB程度のスマホプランは
月額2,000円〜3,000円前後になることが多いです。
この株主優待を利用して、仮に1年間スマホ回線を無料で使えた場合、
- 2,000円 × 12か月 = 約24,000円
- 3,000円 × 12か月 = 約36,000円
と、年間で2〜3万円以上の通信費を節約できる計算になります。
憶測ですが、サブ回線として使うだけでも、十分にメリットを感じられる金額だと思いました。
どんな使い方ができそうか
この株主優待で使える楽天モバイル回線は、
- メイン回線のデータ通信量を減らすためのサブ回線
- 動画視聴やナビ用のデータ専用回線的な使い方
- 外出時専用の通信回線
など、使い方次第でスマホ料金の節約に直結します。
利用する前に知っておきたい注意点
一方で、以下の点には注意が必要です。
- 株を100株保有する必要がある
- 優待の利用には申込み手続きが必要
- eSIM対応スマホなど、端末条件がある場合がある
- 優待は永続ではなく、利用期間が決まっている
これらを理解したうえで使えば、「株を持つこと」と「固定費を下げること」を同時に考えられる、少し面白い株主優待だと感じました。
実際に株を買うのにいくらかかったのか
株主優待が魅力的とはいえ、気になるのは
「実際に株を買うのに、どれくらいの資金が必要なのか」という点だと思います。
楽天グループの株主優待を受けるためには、
100株(1単元)以上の保有が条件になります。
楽天グループの株を100株買うときの目安金額
楽天グループの株価は日々変動しますが、
仮に株価が1株あたり800円前後だった場合、
- 800円 × 100株 = 80,000円
が必要になります。
もし株価が、
- 900円の場合 → 約90,000円
- 1,000円の場合 → 約100,000円
というように、おおよそ8万円〜10万円前後が目安になります。
※株価は変動するため、購入時点の価格によって必要な金額は変わります。
私の場合はいくらかかったのか
私が楽天グループの株を購入したときは、
100株でおよそ93,000円でした。
決して安い金額ではありませんが、
スマホ料金という毎月必ず発生する固定費を減らせると考えると、
単なる「出費」ではなく、生活費を下げるための投資という捉え方もできると感じました。
スマホ料金の節約額と比べてみる
前の章で触れたように、
楽天グループの株主優待を最大12か月利用できた場合、
- 年間 約24,000円〜36,000円 の通信費を節約できる可能性があります。
株を買うのに 93,000円 かかったとしても、
- 3年ほど同じ規模の優待が続けば、
スマホ料金の節約だけで購入金額に近づいていく計算になります。
憶測ですが、
株価の値上がり・値下がりとは別に、
「毎年確実に発生する固定費を減らせる」という点は、
精神的にも分かりやすいメリットだと感じました。
株価が下がったら意味がないのか?
もちろん、株価が下がるリスクはあります。
そのため、この株主優待は「必ず得をする」と言い切れるものではありません。
ただ、
- スマホ料金の節約という実感しやすいメリットがある
- 株を持っている理由が「値上がり期待だけ」ではなくなる
という点で、
私にとっては納得感のある投資判断でした。
優待の改悪と言われたが株を持ち続けるのであれば意味がある
楽天グループの株主優待については、「改悪された」という声も見かけます。
確かに、以前の優待では、12月の権利確定日に100株を保有していれば、1年間分の楽天モバイルのSIM利用権が得られました。そのため、権利確定日を過ぎてから株を売却しても、1年間は優待の恩恵を受けることができました。
しかし、2026年の株主優待では仕組みが変更されています。
12月の権利確定日で得られるのはまず6か月分のSIM利用権で、さらに追加で6か月分(合計12か月)利用したい場合は、その後も継続して楽天グループの株を保有している必要があります。
この点だけを見ると、
「権利確定日を過ぎたらすぐに売却したい人」にとっては、確かに改悪と感じられる内容だと思います。
一方で、1年間しっかりSIMの優待を受けたい人にとっては、見方が少し変わるのではないかと感じました。
半年ごとに継続保有が求められる仕組みになることで、株を短期間で手放す人が減り、憶測ですが、株価が大きく下がるリスクは多少抑えられる可能性もあると考えました。
そういう意味では、楽天グループの株を持ち続けながら、1年間スマホ回線の優待を受ける前提で考えるのであれば、必ずしも「改悪」と言い切れないのではないかと思います。
株を保有し続ける理由が明確になり、結果として長期保有しやすい仕組みになったとも捉えられるからです。
実際に使ってみた感想は後日追記予定
なお、楽天グループの株主優待で提供されるSIMは、実際に手元に届き、使えるようになるのは3月頃になります。
そのため、この記事を書いている時点では、まだ実際の通信速度や使い勝手までは確認できていません。
今後、実際に楽天モバイルのSIMを使い始めてみて、
- 通信速度はどうなのか
- 普段使いで不便を感じる場面はあるのか
- サブ回線として本当に使いやすいのか
といった点を、自分なりに検証していく予定です。
実際に使えるようになったタイミングで、
使用感や正直な感想を追記する形で、この記事も更新していこうと思っています。
株主優待としての評価は、制度の内容だけでなく、
「実際に使ってどう感じたか」が一番大事だと思うので、
そのあたりも含めて、引き続き記録していくつもりです。
