入院してから状態も安定していて特になにもない入院生活を送っています。入院生活には慣れませんが…、退屈な時間と思いつつも自分のことに集中したりのんびりとした時間を過ごすための時間だと思ってのんびりしたりとそんなかんじで1日が過ぎています。

退屈…。と思えるということは体がしっかりと動いているということなのでどちらかというとそのことに感謝しています。そして、頭痛は続いていますが昨日のように痛みがひどくなることがなく良かったととりあえず安心です。

入院した病院は大きな病院なので、毎朝先生が4人ほど回診に来てくれます。その日の状態などをそれなりに聞いてくれて説明は丁寧にしてくれるのでありがたいと思っています。先生からの説明は…退屈だと思うけど安静にして検査を続けましょうということを言われます。

この日は造影CTの検査です。造影剤を流してCTを撮影して頭の中の血管の状態を確認する検査です。僕の場合は内頚動脈が解離した原因がなんでなのかというのを突き止めないとだめだということも理由になって造影CTの検査をするようです。

造影カテーテル検査のときに入れられた造影剤の記憶が蘇り…造影剤の検査にはちょっと恐怖を覚えているのですが、拒否する理由もないのでしっかりと検査をしてもらいます。カテーテル検査のときに入れられた造影剤は、頭の中が真っ白になったり、めまいを覚えたり、色々な症状が出ていたので。

造影剤を使うときは同意書にサインが必要なようで事前に医師から説明を受けてサインをしています。

造影剤を使う副作用は…アレルギーとか嘔気・嘔吐・腎機能障害などがあるようです。僕は一度使われていて特に問題がないだろうと先生は言って安心はさせてくれます。

造影CTを撮影するときは、4時間前から絶食、水分は少量OKで1時間前からは水分を摂ることもできません。造影剤の影響で気分が悪くなったときに吐いたもので肺炎を起こさないように予防するための措置のようです。お昼ご飯が抜かれてただ検査の時間を待つだけ。

検査の前には肘のところにちょっと太めの針がさされるのですが、これがまた痛い…。ちょっと動かすだけでも針の刺入部のところが痛くて早く開放されたい感が満載でした。CT検査の前には点滴が入れられて病棟から検査室まで歩いて行きます。

最近の大きな病院は病棟ごとにロックがかかっているようで、病棟を出ると次に戻るときはインターホンで呼び出して中に入るようになっていました。入院している病棟から1階のレントゲン室まで歩いて待合で待って呼ばれたら検査に入ります。

造影CTはそれほど時間がかかる検査ではないので約10分ぐらい。検査しているのは5分ぐらい。造影カテーテル検査に比べたら楽チンです。普通にCTを撮り途中で造影剤を入れられる。造影剤を入れるときは検査の人が合図をしてくれます。

機械が息を吸って止めると言ってくれるのでそれに合わせて息を止めたらその間に造影剤が流れてくる感じ。怖かったですがカテーテルで造影剤を入れられたときほどの感じではなくちょっと体が暖かくなる感じぐらいで眼の前が真っ白になるとかそういうことはなかったです。

CTの検査が終わったら病棟に戻ってあとは何もすることがない…なのでパソコン・スマホのコンボで退屈な時間というかのんびりとした時間を過ごしました。