ずっと前は離婚をしたら1人で生活していければそれでいい!自分は1人で大丈夫!って思っていました。

でも実際に1人になってしまうことを考えると、なにかあったときに相談できる相手がいない…。本当に自分の思っていることを出し切って全力で向き合ってくれる相手がいない…。

これってすごく寂しいことなんだと気づくことになりました。まぁ妻と別居生活が長くなって、1人の力でなんとかする!どんなことがあっても1人で生きていく!そのためにお金を稼ぐ!

みたいな思考がずっと続いていて、周りを見る余裕が全くなかったような感じになってしまいました。

どんなことがあってもツンケンした態度になってしまったり、嫌なものは嫌だって言うのはいいけれど、そのせいで周りにイヤイヤオーラーを放って周辺の空気を悪くしてしまったり…。

気づかないうちにどんどん自分の殻に閉じこもってしまい、誰の言うことも聴くことができなくなってしまうみたいなことになってしまう。

悪い空気が自分の中に流れていたら、いいものが入ってくるわけもなくどんどんと悪いものが入ってくる…。もしくは全然いいものが入ってこない。

自分の中ではこんなに頑張ってるのになんで?なんで?なんで自分だけいいことないの!ってどんどんと引きこもり方向に言ってしまって、暗い道の中に迷い込んで行くみたいな。

そのまま迷い込んでいったら本当にどこに進んでいっていいか見えなくなってしまう…。そんなときに救いの手を差し伸べてくれる人はいます。

それに気付けるか気づけないかは自分次第なんですけど、気づくことができたら本当に温かい言葉で優しい言葉で(ときには厳しくかもしれませんが…)進む道を照らしてくれます。

素直にその道を進むと気持ちが楽に過ごせる場所に、少しずつかもしれないけど近づくことができます。

自分の気持ちを飾ることなく素直に話すことができる人そういう人がいれば、自分のすすむべき道に気づくことができることもあります。イヤイヤで凝り固まっていた自分の嫌な気持ちが少しずつでも柔らかくなって、色々なものが受け入れるようになってきます。

自分が苦しいときに助けて貰える人がいるということは本当に幸せなことです。もちろん、自分が苦しいときに助けてもらうだけなんてことはありませんよ。普段は相手のために損得勘定なしにできることはなんでもします。

お互いにお互いを思いあえる相手がいれば、やっぱり人生は幸せなんだと実感します。

それが恋人であっても夫婦であっても友人であっても。そんな相手が1人でもいれば人生は幸せになる。1人で生きていくことが幸せと感じる人もいるのかもしれませんが、僕はやっぱりお互いに思いやりを持って支える相手と生きていけることが幸せです。

今ではそのように支えてくれる人がいるので(恋人とかではないけど…)すごく幸せなだと気づきました。

けんいち