子どものころ母親からよく言われた言葉
「資格取れば大丈夫だから!仕事できるから!」
いざ資格を取ってみるとこの言葉って嘘ばっかりって本当にわかったわ。
資格を取るのが悪いなんて思わないし、資格の勉強が悪いとも思わないけど、資格に頼るだけでは仕事ができないってこと。
僕は作業療法士っていうリハビリの国家資格と介護支援専門員(ケアマネージャー)の資格を持ってます。
作業療法士はお金もかかったし勉強もめちゃくちゃしました。
親のスネカジリだったけどね(汗)
それだけ頑張って取得した資格。でも資格を持ってるから未来が開けるかといえばそうでもないんですよ。
リハビリの資格を持っているからと言って自分で仕事ができるわけではありません。
こういうことなんです。
リハビリの資格の場合だと病院とか施設とかに雇われないと働けないんです。
しかも医師の指示まで必要って法律には書いてます。
ぜんぜん自由じゃありません…。
資格がないと作業療法士としては働けないけど、自分の思い通りには働けない。
しかもリハビリの仕事の価値は国に決められます。一律で○○円って。
どれだけ頑張っても、サボっても、能力があってもなくても、国に報酬は決められます。
だからもし明日国から、リハビリは価値がないからお金払いません!って言われたら仕事がなくなります。
これって資格とったら一生安泰??
全然そんなことないでしょ。ただ国に依存しているだけなんですよ。
国とか病院とかに自分の価値を決められて生きるってイヤそして窮屈。
一生国とか病院にこびて生きていくつもりなんてないよ!
「俺の価値を勝手に決めるな!」
「自分の価値は自分で決める!」
こういう声が体から沸き起こってきたから、資格に頼って生きるなんてことを考えるのは辞めた。
今すぐにすべてを変えることができなくても、絶対に変える。
自分の価値を自分で決めるための生き方をする。
だってすごく楽じゃない自分で決めた価値で生きれたら就職しなくても仕事が入ってくるよ。
たくさんの時間を職場に売りさばいて生きなくてもいいから、休みたい時に休めるし働きたい時に働ける。
そんな生き方したら子育ても楽じゃない。
子どもの看病をしたければ仕事しなければいいだけ。
こんな生き方の方が絶対に幸せ。
だから自分の生き方を価値にして仕事することを真剣に考える。
資格になんてこだわらない。