僕はリハビリの資格を持って病院で働いています。

リハビリのサラリーマンという感じです。

リハビリ歴は14年ほどになるので、それなりに長い時間病院で働いています。

リハビリの仕事は病院だけではなく、訪問したり老人保健施設だったり色々な場所に活躍の場はありますが、

僕はなんとなく病院を選んで働いています。

病院で働くのは医師やナースが近くにいる安心感がありますからねー。

でも、最近病院で働くのはやっぱりリスクが高いなって思う出来事がありました。

感染ですね。

僕が働いている病院は病気になってすぐの人がくるわけではなく、主症状が落ち着いてから来られます。

救急病院と比べて感染リスクは少ないんですが、それでもあるんですねー。

今だったら救急病院だとコロナウイルスの対応が大変ですし、感染するリスクと隣り合わせで仕事をされているので、

本当に頭が下がるし、感謝の言葉しかありません。

そのような救急病院に比べると僕が働いている病院はそこまでリスクがない!って思っていましたが、そうでもありません。

コロナウイルスではなかったとしても、高齢の方は潜在的に色々な病気を持っている場合があって、

その病気の状態を完全に把握するのが難しいこともあります。

病気を発症して気づかれずに、菌をばらまく場合があるんです。

リハビリの仕事は病気の治療とは直接関わらないし、それほど危険はなさそうな感じですが、そうでもありません。

1人の患者さんとの接触時間が長いので、感染症のリスクがあると感染するリスクが高いんです。

先日それを自分で体感することとなりました。

感染症を持っていた患者さんの状態にだれも気づくことができず、僕はリハビリを時間を掛けてじっくりとしていました。

患者さんの体調が悪いときに医師が検査をしたら感染症が発覚。

関わっていた人は全員検査を受けることんいなりました。

看護師・介護士・医師・リハビリと患者さんに関わっている人は結構多いんです。

でもその中で関わっている時間が長かったのはダントツで僕でした。

結果、僕はその感染症の検査で陽性が発覚…。

ただ感染してたとしても発病する確率はかなり低いということで、人にうつすことはなく、普通の生活をしていても問題なし。

年のために予防投薬をするということになって、しばらく薬を飲むことにはなりましたけどね…。

特に体調が悪いということもなく、普通に生活をすることはできるんですが、

病院で働くということは改めて恐ろしいなーって実感しました。

そして、病院で働くということは覚悟が必要なことなんだなーって実感しました。

ある程度リスクがあっても患者さんのために何かを提供するとか、生活のために病院で働くとか、

人によって理由は違うにしろ、リスクを背負う覚悟がいるんだなって身を持って実感しました。

病院で働くことこれから、本当に考え直す必要があるなーって実感しました。

僕は人のために尽くすことができるほど、こころにゆとりがある人間ではないので。

けんいち