離婚をしてから1年が経過してこのブログを書いていますが、離婚をするまでに7年間の別居期間がありました。
別居が始まったのは突然で急に元妻が家に帰って来なくなり、娘を連れてウロウロとしていた時期が2週間ほどありました。
その後こどもは帰ってきたんですけど、元妻は帰って来る気配がなく…。子どもにどこにいたか聞いてみると、お兄ちゃんのところにいた。かあちゃん〇〇(娘の名前)と一緒に寝てくれないねん。っていう言葉聞きました。
色々と話を聞いてると娘がこんな作り話をするわけもないし、実際に不倫をしているんだろうなっていうことがまぁ確定という感じ。
この当時はありえんと思って元妻を問い詰めましたけど、そんなこと自白するわけもなく、見えない怒りと不信感でいっぱいになりました。
白黒はっきりさせるには浮気調査をするしかないって思いました。
浮気調査をしようと思ったけど…結局しなかった
浮気調査をすることは真剣に考えました。相手の不貞を突きつけて自分が有利な状態で離婚をする。
金銭的にも社会的にも相手にダメージを与えることもできますし、自分のモヤモヤとした気持ちも少しは晴れるのかもしれないんですが、結局浮気調査をすることはしませんでした。
不倫を相手に認めさせてもそんなに慰謝料は取れなさそう
不倫を相手に認めさせて慰謝料を請求するってなっても相手側から取れる金額は離婚をして100万~300万円が相場らしいということです。
100万~300万円って大きいお金ではありますけど、今までの生活をいきなり潰されるような形になって、嫌な気持ちにさせられてみたいな感じでこれだけしかもらえないのって安い。
弁護士費用を払って上記の金額を請求しても費用が発生する分安くなるし。
時間と気持ちの整理とお金のバランスが悪すぎるわ!って思ったのが1つ。浮気調査にかかる費用もありますし。
相手の社会的身分を傷つけるとか相手に制裁を加えるとかどうでも良くなった
不倫をあからさまにしたら、元妻だけでなく浮気相手にも社会的な制裁を加えることができる可能性があります。
僕が働いている職場だったら不倫がバレて会社をやめさせられた人もいますし、相手と元妻がどんな仕事をしているかにもよりますが、不倫をして…みたいな感じになったら職場にも居にくくなるでしょうし。
自分の苦しみの代わりに相手に社会的制裁を与えるっていうのも1つですけど、相手が不幸になってからといって自分が幸せになるわけではありません。
相手を不幸にして自分が幸せになるならいくらでもしますけど、少し自分の怒りとかモヤモヤが落ち着くかもしれないですけど、幸せにはなれないし、
幸せに感じることができないことに時間とお金を使うことは無駄だと思いました。
元妻の不倫を暴いたからといって結局のところ自分にはメリットを感じなかった
2人で生活をしていたときに途中から僕が家計を管理するようになって家のお金の一切は僕がやりくりをしていました。
自分の口座も元妻の口座も僕が収入は僕が管理をしていたことで、不倫をして出ていっても自由にお金を出すことはできないですし、出したところでそのすべてを把握することができる状態でした。
もちろん…収入を全部管理しているとはいえ僕も自由に使えるわけではありません。住宅ローンなどの生活費を除いては、お金をつかう際にすべて報告をしていました。
家をでている元妻に対しても少しでもいつもと違う支出があるときは報告をしていました。
二人の夫婦関係はめちゃくちゃでも家計としては普通にまわっていたので、生活で困ることはなかったですし、お互いに使えないお金になっていたのでどんどんと貯まっていく一方だったので…
夫婦仲は冷えていても経済的に安定していて子育てもできるのならまぁいいかという感じです。
毎月お小遣いの請求はされましたが、それだけでいいのなら妻と思わなければいいだけかという風に思うようになってからは、生活の協力者だったのでそれ以外のことはどうでもよくなりました。
離婚してくれないとか浮気・不倫をはっきりさせたいなら浮気調査はしたほうがいいと思うが
出ていってるのに相手が離婚してくれないとか、配偶者の不貞行為に白黒はっきりとさせたいという気持ちがあれば、浮気調査だったり弁護士さんにお願いしたりってしないとだめですけど、そうじゃなかったら放置も一つの手。
相手が自由にしてるんだったら自分も自由にするのも1つ。
あなたが浮気をしてるんだったら私もしますけどいいですか?っていうのも1つだと思いますし、夫婦であるのは子どもがいて家族があるからで、恋愛は他で自由にしますみたいな夫婦関係ももしかしたらありなのかもしれません。
もはやなんのために一緒にいるのかわからないですが…子どもを育てる間だけの関係とか。
一般的には夫婦は仲良くずっといっしょにいるのがいいのかもしれないですけど、色々な夫婦の形があってもいい時代になっているのでお互いにやりやすい生活スタイルをとるのも1つかもしれません。
僕は元妻はただの生活の協力者・娘を育てるために必要なものの1つとして生活をしていたので、途中からは妻という感覚もなくなってました。
だからわざわざ事をおこしてムダな時間を使う必要がなかったわけです。
この気持にたどり着くには時間はかかりましたけど、お陰で子どもと2人で生活する時間をたくさんもらいましたし、経済的な不安を抱えることなく楽しませてもらったのですごくよかったです。
相手に対しての怒りがどうでもよくなったとき、浮気調査もどうでもよくなります。結婚生活としてはムダだったのかもしれませんが、子どもと一緒に過ごせる時間としてはすごく有意義なものをもらうことができました。
けんいち