約10年前に結婚をして1年前(2022年時点で)に離婚をしました。約10年間の結婚生活でしたが、色々なことを経験できて悪くはなかったと思ってます。

いいこともたくさんあったし、嫌なこともたくさんありましたけど、結婚生活&別居生活の中で色々と考えることができましたし、自分の考え方を根本から変えることができたので今思えば意味のある時間だったと感じています。

結婚する時は経済的な価値観が合えばいいと思っていた

僕は結婚に憧れはなく一生結婚をしなくてもいいと思って生活をしてました。結婚したら煩わしいことが多そうだったし。

ただ、その当時付き合っていた元妻から結婚をしないら別れてって言われた時に、別れるつもりだったんですが一人になると思うと寂しい感じもするし、新しい恋人を見つけるにしてもまた最初から出会いを探してみたいなことをしなあかんのやーって思ったら面倒だなって思いました。

だから結婚する気はなかったんですけど、まぁいいかー仕方ないかーみたいな感じで結婚をしました。

3年ほど付き合っていた元妻のことが好きで好きで仕方がないということはなかったんですけど、経済的な価値観が合っていたので結婚をしてともに生活をするなら困ることはないだろうって感じたんですね。

結婚って相手のことが好きとかどうこうよりも夫婦で働いてそこそこの生活ができたらそれでいいかなって思っていたんです。

愛情なんてずっと維持することは難しいだろうし、相手のことが嫌いじゃなかったら十分だと僕は思っていたんです。

結婚も損得勘定でしか考えることができなかったんです。

ただ今思うと相手はそうではなかったので気持ち的にすれ違う部分がたくさんあったのかなと感じています。

経済的な価値観は大事だけどもっと大切な物があることに気づく

結婚するときの経済的な価値観が合うということは必要なことだと思います。お金に対しての価値観が違いすぎると生活をするのがしんどくなるからです。

収入に見合った支出とか確実に生活ができるお金の使い方とかそういうところに価値感が合わずにお金があやふやになると長くは一緒にいれないと今でも思ってます。

ただそれよりももっと大切なことがあるって気付かされました。結婚をするならっていうことですけど。

この人と一緒に年をとっておじいさん・おばあさんになった時に一緒に何をしているかが見える人じゃないとダメだなって思いました。

別にその通りにならなくてもいいんですけど、ずっと一緒にいる人なのに将来どうなっていたいかがわからない人と一緒にいれるわけないんですよ。

年をとって2人で田舎で農業しながらゆったりと暮らすとか、2人で日本一周車でしてみるとか、2人でちょこちょこキャンプして楽しんでるとか…。

2人での生活が見えてそれがすごく楽しいって思えることがすごく必要なんだなって今は思います。

もちろんそうなるかどうかなんて分かんないですよ。生きていく中で価値観も変わるし、やりたいことも変わるし。でもそこに妻とか妻となる人が一緒にいることを想像できるかなんかなって感じました。

だから今度再婚するならば、経済的な価値観が合う人と自分でその人との将来像がはっきりと見えることが条件ですね。

夫婦って色々な形があるし、どれが正解かは人によって違うからこうあるべきなんてことはないと思うけど、僕は夫婦の将来像がはっきりと見える人と一緒になるのがいいんかなって今は感じています。

けんいち