毎日色々なことをやりつつ自分らしい人生が送りたいとか自分がやりたいと思うことをやりながら生きていきたいって思いながら日々生活をしていますが…。

こうやって頑張っていれば必ず自分の思いは通じるはずと思ってやってみても全然上手くいかないとか。

仕事で自分がやりたいことをやろうと思ってもなかなかできないとかやってみても失敗しかしないとか。

色々と人生の不満みたいなものが溜まって結局自分は何をやっても上手くいかないし夢を持つだけ無駄みたいな感じになって自分の人生を諦めるみたいな気持ちになったとき、この小説を読んでみると気持ちが少し変わるかもしれません。

その小説が喜多川 泰著「運転者 未来を変える過去からの使者」という小説です。

たまたまこの小説に出会ってそこから人生が変わったとはいいませんが…。自分の人生に対してとか自分の生き方考え方に対して気づきを得ることができたので紹介をします。

小説の中身とかストーリーに関しては僕は書きません

僕は本をまとめるのが苦手であまり上手に伝えることができないので…。あらすじを書くみたいな感じのことはしませんが、amazonのサイトから抜粋をするとこんな感じに書いてあります。

ある日、唐突な担当顧客の大量解約を受け、
いよいよ金銭的にも精神的にも窮地に追いやられてしまう。

妻が楽しみにしていた海外旅行計画はキャンセルするしかない。娘は不登校に陥っているうえに、今後の学費の工面も難しくなるだろう。さらに長い間帰れていない実家で一人暮らしをしている、母からの電話が心にのしかかる。

「……なんで俺ばっかりこんな目に合うんだよ」

思わず独り言を言ったそのとき、ふと目の前に、タクシーが近づいてくるのに修一は気がつく。 それは乗客の「運」を「転」ずるという摩訶不思議なタクシーで――?

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僕の簡単な解釈ですけど、自分の人生が上手くいかないのはなぜなのか…主人公がタクシーの運転者から様々な言葉を与えられ、それに気づき自分の腑に落ちた時に人生が好転していくっていう話だと思っています。

主人公の気づきは僕にとってもすごく価値のある気づきでしたし、自分の人生でも必要な気づきが本の中に沢山つまっています。

ストーリーに没入しやすいですし、頭の中で世界観を描きやすいので気づけることもすごく多いように感じました。

小説運転者を読んで僕が気がついたこと

この本を読んで気がついたことを書いていくと…次のようなことですね。すごく浅いことなんですけど(汗)

人生不機嫌に生きていたかもしれない

不機嫌な人に幸運はやってこない。まぁそれはそうですよね~。他人から見て不機嫌な人になにか話しかけて見ようとか思うことないですから。

自分だけで幸運を運んでくることもできるのかもしれないですが…。今の地球で生きていく以上何らかの形で人と関わっていることは間違いないので、自分にとっても幸運も人とのつながりに中から生まれてくると思います。

でもずっとムスッとして生活をしていたらその人に人はあまり寄ってこないですよね。

人と色々とお話をすることで気づくこともたくさんありますし、機嫌よく過ごしていたら話しかけて来る人も機嫌よく話しかけることができますし、いい循環が生まれますよね。

だから機嫌よく過ごしている方がいいしできるだけ笑顔でいるほうがいいです。

僕は多分不機嫌に過ごしていることが多かったので…。なるべくニュートラルに生きて行こうと思いました。

自分の機嫌が悪い…って感じた時はなんで機嫌が悪いのか自分と向き合ってどうしようもないことでイライラしたり怒らないように気をつけています。

自分も大切だし他人も大切

自分の人生はすごく大事ですし、自分が思うように生きることができればそれはすごくいいことなんですけど…。

自分がこの地球で生きていく上で自分だけでは何もできないです。お金がたくさんあったところで一人では何もできない。

たくさんの人たちが生きてくれているおかげで自分も生かせてもらっているということです。

食料だって作ってくれている人がいて販売してくれる人がいて運んでいくれる人がいるからこそお店に行って買うことができます。

そして食料を作るためには地球や宇宙の力がないと難しい…。

太陽の光・水・酸素・二酸化炭素などなど人の力だけでは難しいこともたくさんあります。だから一人の力だけでは無理だし自分一人でもなんでもできるなんて思っても大きな間違い。

自分も自分らしく生きるために努力をして同じようにたくさんの人がいてくれるおかげで自分が生きていけるっていうことは改めて認識することが必要だと感じました。

人がいるからこそ自分の努力も生かされる、地球があるから自分の努力が生かされる、自分の努力が色々な人を生かすことができる。

努力はすべて自分に返ってこなくても誰かを幸せにしてるかも

努力したことはすべて自分に返ってくることを求めてしまいます。これだけやったんだからそれ相応の結果がほしい!って。

でもなかなか返ってくることはなくやったことが100%以上にしかもすぐに返ってくることは難しいのかも…。

自分が頑張った結果が自分の大切な人に返ってくることだってあるんですよね。

例えば自分が一生懸命仕事をしたり、遊びをしたり色々なことを全力でやっている姿を家族が見ていて、その姿を見てると自分が頑張れるって思えるとか。

僕は娘が一生懸命なにかに取り組んでいる姿をみていると、自分も何かを頑張ろうと思うことができますし、逆に僕が頑張ってる姿をみて仕事に打ち込めるって言われることもあります。

だから見えないところででも自分の努力は誰かに影響していたりします。

すぐに結果として返ってこなくても良い影響を周りに伝えることができたり、またそのうちに自分が望むことが自分に返ってくるかもしれません。

だから自分ががんばっていることは決して無駄ではないということなんですよね。

自分ためにも誰かのためにも行動しよう

そして…大事なことはちゃんと行動をするということですよね。何もしなければ何も変わらないので…。

不機嫌を辞めてなるべく機嫌よく過ごそうと思えば機嫌よく過ごしてみるとか、いつも頑張り過ぎてるから少し休むって決めたら少し休むとか。

何も新しいことを始めるとか大きなことを始めるとかではなくても、自分が気づいて感じたことをやってみればいいんだと思っています。

それが自分のためになりその姿をみた誰かにためになるのかもしれません。


運転者という本は僕にとってはすごくいい本で、本当に日々の生き方とか考え方を変える一つのきっかけになりました。

一生懸命やってるので見返りはほしいですが(笑)今やっていることは何のためにやってるのかなんでやりたいのかちゃんと自分の想いを聞きながらやってみようとおもいます。

そして周りにも目を向けてみて自分の周りの世界をもう少し見てみようと思います。

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けんいち